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Save the Rosaceae trees
クビアカツヤカミキリが木についてしまった時の対応法を説明します
クビアカツヤカミキリ被害の防除法
伐倒駆除
確実に駆除を行えるのは物理的防除である被害木の伐倒駆除です。成虫が出てこない時に木を伐ってしまいます。まだ生きている木を伐るのは心痛みますが、他の木を守るためには一番の方法になります。
地際まで幼虫は入っているので、根は抜いてしまったり、モルタルで切り株の地上部を覆ってしまったりするのがいいです。
幼虫駆除
木を痛めつけているのは幼虫です。木からフラスが出ているのを見つけたら、フラスを出している穴に薬剤を入れたり、木の皮を掘り取って幼虫を潰したりしなければなりません。
農薬を用いる方法は、木全体に薬剤を行きわたらせる樹幹注入と、穴に農薬を入れてピンポイントに殺虫をする方法があります。
ピンポイントで殺虫する場合、幼虫の掘った道に詰まっているフラスを千枚通しや水でできるだけ除いてから薬を使います。
成虫駆除
木から出てきた成虫はすぐに交尾産卵をします。成虫はメスもオスも、どんどん飛んで被害を拡げて行ってしまいます。そこで、成虫の移動封じ込めと殺虫が必要です。木の中から出てきた成虫を自由に飛ばせないために、木に網掛けして拡散防止をしているところがあります。網を掛ける場合、網の中で雄雌が出合うとその木に産卵してしまい、木が弱る原因になってしまいますので、こまめに見回りましょう。
また、成虫を殺虫できる薬剤を、成虫の脱出時期に散布することも被害の縮減に効果的です。
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